不妊専門クリニックはとにかく検査が多い

不妊専門クリニックに転院してまず最初はとにかく検査検査の日々でした。

クリニックを受診するたびに毎回試験管2本分血液を採られました。

夫の方も私ほどではありませんが、受診するたび採血がありました。

総合病院ではプロラクチン値の検査と卵管造影検査しかしませんでしたが、不妊専門のクリニックはとにかく検査項目が多く、金額もバカにならないほどでした。

まずそこのクリニックで行っている検査項目を見せられ、金額も書いてありました。

どの検査をするか選んで下さいと看護師さんは言うけど、これは検査しておいた方が良いなどと言って、結局全部検査をすることになりました。

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梅毒や、抗精子抗体、抗ミュラー管ホルモン、HIVなど血液で色々と細かく検査をされました。

総合病院では、ここまで徹底して検査をしなかったので、お金はかなりかかるけど、でも、これだけきちんと調べる方が治療する上では信用出来るんですよね。

総合病院とのこの検査内容の違いには相当驚きました。

今思うと、総合病院は不妊だけを専門でしているわけではないので、不妊治療に関しては検査や治療なども簡単だったんじゃないかと思います。

ここまで検査だけで違うと約1年総合病院の婦人科に通っていたので、約1年と言う期間を無駄にした気分です。

治療に入る前の段階で、こんなにも総合病院の婦人科と不妊専門のクリニックに差があり、今後に期待が膨らみました。

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不妊専門のクリニックへ転院

1年近く総合病院の婦人科を受診しましたが、精液検査の結果がわかった頃から、医師が私たちの意見を聞こうとはせず自分の治療方針を曲げない感じだったので、夫婦で話し合って、総合病院のような大きな病院ではなく、不妊専門でやっていて、実績があって名の知れているクリニックに転院することにしました。

私の住む地域では、不妊治療と言ったら、今まで受診していた総合病院の婦人科か、医大の婦人科くらいしかありません。

あとは、個人の産婦人科がいくつかありますが、不妊治療はしているだろうけど、出産ばかりで不妊で通っていると言う話をどこの産婦人科も聞いたことがありませんでした。

ネットで実績や評判を調べたところ、隣市にある不妊専門のクリニックか、更に遠く通うには大変だけど、隣県の片道1時間半くらいの所にある全国的にもかなり不妊治療で有名なクリニックがあり、この2つのクリニックのどちらかで悩みました。

以前総合病院の婦人科の待合室でばったり学生時代の友達に会いました。

その友達は不妊や妊娠で受診したわけではなく別件だったけど、待っている間に不妊治療の話をしていました。

その友達には子供が1人いて、その時話していたら、その子供は体外受精で授かったと言っていました。

そういう経験をしている友達が周りにいないので、どこの病院で体外受精したのかなど色々聞きました。

その友達は隣県の全国的に有名なクリニックまで通ったと言っていました。

もう一つの隣市のクリニックもその後数回受診したことがあるけど、そこはとにかく高かったと教えてくれました。

ですが、私は持病があってなかなか通院が出来ません。

不妊治療は1ヶ月に1、2度程度の通院じゃないことはわかっていたから、頻繁に通院となると隣市で精一杯でした。

高いと聞いていたけど、夫と話し合っても隣県まで通院するのは大変だからと言うので、隣市の不妊専門のクリニックに転院することに決めました。

転院先のクリニックが決まったら、早速その不妊専門のクリニックへ電話予約し受診することになりました。

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婦人科受診のプロセス

1年半妊娠することが出来ず婦人科を受診することになったわけですが、婦人科を受診するようになり数ヶ月経ち婦人科でどういうことをするのか、大体の婦人科受診のプロセスがわかってきました。

まず初めて婦人科または不妊専門のクリニックを受診する時は、基礎体温表を持参します。

基礎体温を計測し始めた頃から受診するまでの間が長ければ全て持参する必要はありません。

あまり古い物は必要ありません。

ここ1、2ヶ月分で良いと思います。

大体婦人科でも不妊専門のクリニックでも初めて受診する際は予約が必要です。

その際に指示があると思うので、その指示に従うか、わからないことがあれば質問すると良いと思います。

婦人科を受診し始めた頃は受診するたびに採血して色々な血液検査を行います。

予約の際にも言われると思いますが、生理が始まったら受診します。

生理中にプロラクチン値などの検査をするため、大体毎回生理がくるたびに血液検査を行います。

生理時の受診の次は排卵前の受診です。

医師に指定された日に受診し、排卵前の卵胞の大きさをエコーでチェックしてもらいます。

タイミング治療を受けている場合は、ここで医師からいつタイミングを取るべきか指示があります。

そして、次の受診日を医師が指定するので、指定日に受診します。

今度は排卵チェックです。

エコーで排卵したかどうか医師にチェックしてもらいます。

排卵していれば、そのまま妊娠するよう祈りましょう。

もし残念ながら生理が来てしまった場合は、また1からやり直しです。

また生理中に予約して受診し、血液検査を行います。

そして同じように排卵前に卵胞の大きさをエコーでチェックしてもらい、排卵後に排卵したかどうかのチェックを受けます。

タイミング治療であれば生理がくればこの繰り返しです。

人工授精であっても大体プロセスは同じです。

ステップアップすると受診回数はこれよりはもう少し増えますが、大体の婦人科や不妊専門のクリニックの受診プロセスはこんな感じです。

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