深刻な問題・残りの卵子数

転院して、不妊専門のクリニックで色々な検査を受けました。

その検査の1つに、抗ミュラー管ホルモンと言う検査がありました。

この抗ミュラー管ホルモンと言う検査は、残りの卵子数を調べる検査です。

卵子の老化や卵子の数が減っていくと言うようなことが、近年テレビなどで取り上げられるようになりましたよね。

この卵子の老化や残りの卵子数は非常に重要なんです。

精子と違って、卵子は年齢と共に老化します。

だから、赤ちゃんが欲しければ出来るだけ早く子作りをすることが望ましいです。

卵子の老化だけではありません。

もっと深刻な問題があります。

それは、残りの卵子数です。

私は、検査の結果、私の年齢での通常の卵子数と比べると、残りの卵子が少ないと言うことがわかりました。

通常以下と言う結果が出たんです。

残りの卵子が少ないと、赤ちゃんが欲しければ急がなければなりません。

通常より残りの卵子が少ないわけですから。

卵子は一度にたくさんの量減っていきます。

完全になくなってしまったら、人工授精をしても体外受精をしても卵子がないから妊娠出来ません。

じゃあ、何か治療をして増やせばいいのでは?精子が少ない人のように卵子が増えるような食べ物を食べたりしたら良いのでは?と思われるでしょうが、治療はありません。

生まれた時から卵子の数は決まっているんです。

正しくは胎児の時からもう決まっているようです。

精子のように新しく作られたりはしません。

だから、治療によって増やすことは出来ないんです。

残りの卵子が少ないのは卵子の老化とは違います。

卵子の老化は、老化しても妊娠するための期限は決まっていません。

卵子の質が落ちるだけです。

残りの卵子が少ないと、妊娠出来るまでの期限が決まってくるんです。

のんびりしていられない、早くステップアップするべきだと言うことを知るためにも知っておく必要があると思います。

医師は急がないといけないとは言いませんでしたが、看護師さんは深刻な問題だよ、早くステップアップして体外受精しないと赤ちゃんが欲しくても出来なくなってしまうから、なるべく早く体外受精をした方がいいと私たち夫婦に言いました。

わかってはいるけど、医師がそういうことを言わないのに、看護師さんがせかすような言い方をするのはどうかなと思いました。

焦っても出来るものではないですから。

それがきちんとした治療をしていたとしても。

でも、不妊治療を休むことに決めて日々過ごす上では、このままでは一生わが子を抱くことが出来ないかもしれないと言う悩みを背負ったままなんですよね。

生まれながらの問題だけど、この問題に対しての治療法がないのは、精子が少ない人に対する治療がないのと同じく悔しくてなりません。

そして、時間がないから急がなければならないのに、先に進めないことにもイライラしています。

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