もう1回人工授精をするかしないか

最初の段階では、医師とは人工授精をまずは3回して、それで妊娠に至らなかったらその時は体外受精にステップアップするかどうか考えると言う話をしていました。

受診していた不妊専門のクリニックでは、人工授精は大体3回、最高で6回と決めているようです。

私たちは人工授精を3回し、この3回では妊娠することが出来ませんでした。

この結果から、夫婦で、1回目の人工授精を早まってしまったねと話していました。

1回目の人工授精を急がずある程度の検査をしてから行っていれば、1回目はダメでもこの3回のうちに妊娠出来たかもしれません。

1回目を無駄にしてしまったと二人で後悔しました。

ですが、医師は、1回目があんな形でなんの準備もせず人工授精をしたから、あれは1回目とカウントしなくていいと言います。

だから、当初3回人工授精をすると言っていたけど、もう1回してもいいんじゃないかと医師は言いました。

たしかに、1回目は転院してまだ間もなく、ほとんど検査を終えていない状態で排卵間近だったから、医師の言葉でじゃあ人工授精をしようと言うことになりました。

出来るなら早い方が良いと思っていたのもあります。

今思えば早ければ良いと言う問題ではなかったんですよね。

あの時、医師にしようと言われても、転院して間もないからもう少し検査をして、次の排卵の時にしますと言えばまだあと1回色々な治療をしながら人工授精が出来たかもしれません。

医師はもう1回してもいいんじゃないかと言うけど、2回目も3回目も妊娠に至らず、更には原因不明だったから、もう1回したところで、また今までと同じ治療ではいけないと言われ過度な治療を受け、副作用に苦しむことになりかねません。

今まで続けて3回人工授精をしたけど、一応3回人工授精をしたんだし、もう1回するかしないかは、少し考えて決めた方が良いのではないかと思いました。

1クールくらいあいた方が逆に良いかもしれないし…。

もう1回するかしないかは少し考えることに決めました。

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3回目の人工授精に向けての医師の治療方針

1回目は転院してまだ色々と検査をこれからしないといけないと言う時に、排卵間近だったため急遽人工授精をして失敗に終わりました。

その時は黄体機能不全と言うことが発覚し、それが原因で着床出来る状態ではなかったため妊娠には至りませんでした。

2回目は、1回目に発覚した黄体機能不全を改善するために排卵誘発剤を用いて人工授精を行いました。

精子の状態も1回目よりも良く、問題だった黄体機能不全も排卵誘発剤を用いたことで改善され何も問題はなかったのに失敗に終わりました。

失敗した2回を踏まえ、3回目の人工授精への医師の治療方針は、今までと同じではいけないと言うことでした。

1回目は突然決めて人工授精をしたからそれは仕方ないとしても、排卵誘発剤を用いて行った2回目の人工授精が特に問題がなかったのに失敗したので、2回目と同じやり方と言うわけにはいかないと医師は言いました。

更にもっと出来ることを追加して3回目の人工授精を行おうと、医師は2回目の人工授精では行わなかったことをプラスしてきました。

それは、自己注射です。

普段排卵直前や人工授精後に何度も打つHCG注射ではありません。

自己注射とはクリニックに通って注射を打つのではなく、自分で指定された日数毎日注射を打つんです。

これに加えて、生理時数日間服用していた排卵誘発剤のクロミフェンを、服用する日数を数日増やして3回目の人工授精をしようと言う治療方針で決まりました。

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2回目の人工授精

1回目の人工授精が血液検査の結果、私の黄体機能不全と言うことがわかり失敗に終わりました。

黄体機能不全があるので、2回目の人工授精は、生理中からクロミフェンと言う排卵誘発剤を数日間服用して、1回目とは違い排卵誘発剤を用いての治療になりました。

クロミフェンを数日服用し、それから排卵前の医師によるエコーチェックを受け、翌日2回目の人工授精を行うことが決まりHCG注射を打って帰宅しました。

翌日受診し、1回目と全く同じ方法で2回目の人工授精をしました。

DCIM0306

前回より夫の精子の状態は調整後90%越えとかなり良くなりました。

私の黄体機能不全さえ改善されていればかなり期待出来る数値です。

人工授精の方は、2回目なので、少し気持ち的にもリラックス出来て緊張でガチガチになることもなく、出血も痛みも一切なくすぐに終了しました。

終了後またHCG注射を打ち帰宅しました。

また1回目同様2、3日に1回のペースで3回くらい手配してもらった地元の産婦人科へHCG注射を打ちに通いました。

そして指定された日に受診し、排卵したかどうかいつものように医師によるエコーチェックを受けました。

エコーによるチェックで、無事排卵もしていて、後は黄体機能不全が改善されて上手く着床してくれることを祈るのみです。

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人工授精を終えた後

人工授精を終えた後は無事人工授精が終わってホッとしているように思われがちですが、そういうわけでもありません。

たしかに、人工授精と言う1つの治療が終わりホッとはしますが、まだ完全に治療は終わっていませんでした。

人工授精が終わってから、排卵したかどうかのチェックまでの間に注射に通わなければならないんです。

注射はその時の治療や医師の判断にもよりますが、私はHCG注射を打ちに通いました。

人工授精終了時に指示があり、2日または3日に1回HCG注射を打ちに通いました。

なんのために注射に通わなければならないのかよくわからなかったけど、黄体ホルモンの補充のためのようです。

注射することで着床しやすくするようです。

私が人工授精を受けたクリニックは隣市なので、注射を打ちに頻繁に通うのは大変です。

持病もあるし、注射を打つためだけに夫に仕事を休んでもらうわけにはいきません。

ですが、私が受診しているクリニックは他のクリニックで注射を手配してくれました。

ちょうど私の住む町にある産婦人科での注射が可能だったので、その産婦人科へ指定の日にHCG注射を打ちに通いました。

3回くらい注射に通って、その後人工授精を受けたクリニックを受診し、排卵チェックを受けました。

きちんと排卵確認が出来ました。

ここまできてようやくホッとしました。

医師の排卵チェックが終了してまたHCG注射を打って帰宅しました。

あとは、妊娠するよう祈る日々です。

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初めての人工授精

精子の状態は悪いけど、人工授精で十分いけるとの医師の見解で、人工授精をまずは3回やってみようと言う話で決まりました。

まだ転院して間もない2回か3回受診した頃、私が排卵時期を迎えました。

医師の排卵前のエコーチェックで、排卵間近と言われ、まだ全ての検査は終わっていないし、なんの準備もないけど、急遽人工授精を明日してみないか?と言われ、早いにこしたことはないので、私たち夫婦は翌日人工授精を受けることにしました。

人工授精を受けることが決まったので、排卵を促すためにHCG注射を打って帰宅しました。

翌朝受診し、まずは夫が採精し、まずは精液検査が始まります。

この段階で、精子の状態があまりにも悪い場合は人工授精は取りやめと言う話でしたが、特に問題なくそのまま培養士さんによって精子の調整が始まりました。

そして、私が人工授精のための部屋に呼ばれ、着替えて治療室のベッドに仰向けになりました。

そこへ担当の培養士さんが試験管を持ってやってきました。

試験管にごくわずかの濃縮された精子が入っていました。

濃縮した精子を見せ、これを人工授精で使いますと説明がありました。

その後医師による人工授精が始まりました。

最初は初めてのことなので緊張して体に力が入ってしまい、なかなか培養した精子を注入する管が入らず苦労しました。

痛くないと聞いていたけど、管がなかなか入らずちょっと出血もしたので、ちょっと痛かったです。

無事人工授精が終了し、30分そのままの態勢でベッドに仰向けで過ごしました。

夫も治療室に通され、培養士さんから今回の精液検査の結果と調整後の説明がありました。

DCIM0300

見ての通り精子の運動率が80%超えとなりました。

良い状態で人工授精が出来たと培養士さんも医師も言っていました。

最後に、またHCG注射を打って帰宅しました。

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不妊専門のクリニックへの転院の決断

やたら体外受精、体外受精と言われるので、夫婦で体外受精を受けるか話し合いました。

私の意見としては、体外受精を受けるとしても、体外受精を多数行っていて、それなりに実績のある病院で受けたいと思っていました。

私がずっと受診していた総合病院の婦人科は、不妊治療はしていますが、人工授精や体外受精など不妊治療全般での実績を聞いたことがありません。

ネットで実績を調べても、私が受診している婦人科のある総合病院の名前は載っていませんでした。

知人友人に聞いても、私が受診している総合病院で人工授精や体外受精をしたと言う話を全く聞いたことがありません。

出産する病院としては、県内で唯一ハイリスク出産が可能な病院なので、妊婦さんからは人気ではあるけど、不妊治療に関しては何も情報がありません。

ステップアップするなら、他に転院した方が良いのではないかと思いました。

夫の意見は、やたら医師は人工授精ではなく体外受精を勧めてくるけど、精子がゼロではないから、まずは人工授精を試したいと言いました。

ひょっとしたら、人工授精で授かるかもしれないのに、人工授精をすることなくいきなり体外受精をするのは抵抗があると言いました。

医師は体外受精と簡単に言いますが、体外受精は10万円以上もの資金が必要になります。

誰もがそんなにお金を持っているわけではありません。

そういう部分でやはり一度は人工授精をするべきだと夫婦で考えが一致しました。

ずっと受診している病院では私たちがいくら体外受精ではなく、一度人工授精を試してみたいと言ってもおそらく聞き入れてはくれないでしょう。

やたら体外受精をさせようとする医師に不満もあったし、実績の面や、一度人工授精を試してみたいと言うのもあり、違う病院へ転院しようと決断しました。

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