3回目の人工授精では自己注射をすることになりました。
自己注射と聞いて私には無理!と思い、看護師さんや医師にクリニックで打つことは出来ないんですか?と尋ねました。
簡単だし痛みもほとんどないから大丈夫と看護師は言います。
医師は、クリニックで打つ方が痛いと言います。
クリニックで打つ注射は薬の量が多くなってしまうし、自己注射より針が長いから随分痛いんだそうです。
でも、どうしても私は自分で注射を打つなんて無理でした。
一緒に受診した夫と話し合って、夫に注射を打ってもらうことになりました。
自己注射は、2種類あって、パンフレットやDVDを見てやりやすい方をクリニックで購入すると言うシステムでした。
私たちは写真のゴナールエフと言う注射を購入しました。
クリニックで看護師さんから注射の打ち方の説明を受け、注射を打つ夫が1、2度練習して帰宅しました。
自己注射は、指定された量をダイヤルを回し、指定された日から毎日指定のあった日数打つと言う物でした。
毎日お風呂上がりに仰向けになり、おへその下の方の左右交互に注射を打ちました。
最初は打つ夫も私もドキドキでしたが、最初だけで特に痛みもなくあっという間に終わる感じでした。
何よりも、病院で見る注射とは違い針は1cm程度と短くかなり細い物なので、夫に打ってもらった私にはいつ針が刺さっていつ薬剤が入ったのかもほとんどわかりません。
そんなに怖い物ではなかったんです。
でも、やっぱり自分でするには勇気がいりますね。
注射針は使い捨てなので、注射針を毎回交換して使うだけでこの注射自体は中の薬液がなくなるまでは使い続けます。
一度開封したら冷蔵庫保管で、期限内であれば次の治療にも使えます。
ですが、このゴナールエフを買うのに1万円くらいするので、ここは何としても妊娠したいところです。